いざという時に困らないバックアップ|iCloudとTime Machineの使い方を見直す(設定のポイント)

TimeMachineとiCloud

iCloudも使っているし、

Time Machineも設定している。

だから大丈夫だと思っている人は多いはずです。

ただ、本当に大丈夫でしょうか。

「戻せるはず」と思っていたのに、

戻せないかもしれない。

この記事では、

iCloudとTime Machineの使い方を見直しながら、

「復元できる」状態を作るための、

設定のポイントを整理します。


目次

■ いざという時とは何か

「いざという時」とは、

データを元に戻したいときです。


たとえば、

・ファイルを誤って削除してしまった

・上書きしてしまった

・ウイルスに感染した

・Macが突然使えなくなった

・iPhoneが壊れたり、紛失した


こうしたときに、

「戻せるかどうか」

これがすべてです。


戻せないのであれば、

バックアップの意味がなくなってしまいます。


■ よくあるトラブルの具体例

■ ファイルが消えた場合

もっとも多いのはこれです。

・誤って削除した

・上書きしてしまった

・ウイルスなどで壊れた


この場合は、

👉 過去の状態に戻せるかどうか

がポイントになります。


■ 機器が使えなくなった場合

もう一つは、機器のトラブルです。

・Macが故障した

・iPhoneが壊れた、または紛失した


この場合は、

👉 別の環境にデータを復元できるかどうか

が重要です。


■ それぞれどうやって復元するのか

■ Macの復元

Macの場合は、

👉 Time Machineが最も強力です。


・ファイル単位で戻せる

・過去の状態に戻せる

・Mac丸ごと復元できる


ほとんどのケースは、

Time Machineで対応できます。


■ iPhoneの復元

iPhoneの場合は、少し考え方が変わります。


・Macにバックアップがあれば復元できる

・iCloudバックアップからも復元できる


ただし、

👉 iCloudに何が保存されているか

ここが重要です。

保存されていないものは復元できません。


■ 復元できるかどうかを分けるポイント

ここが一番大事なポイントです。


復元できるかどうかは、

👉 どこかにデータの実体が残っているかどうか

で決まります。


具体的には、次のどちらかです。

・Macの中にデータの実体がある。

・外部媒体などの別の場所にバックアップがある


どちらかがあれば戻せます。

どちらもなければ、戻せません。


とてもシンプルです。


■ 復元できる状態にするための前提

ここで前提を整理します。


iCloudは「同期」です。

Time Machineは「バックアップ」です。


iCloudは、

データを同じ状態に保つ仕組みです。


👉 Macでデータを削除すると、その削除がiCloudにも反映され、他のデバイスからも見えなくなります。


Time Machineは、

過去の状態を保存する仕組みです。


この2つは役割が違います。


ここを意識しておかないと、

「戻せない状態」になります。


■ 設定のポイント(ここが本題)

ここからが具体的な設定です。


■ iCloudの設定

■ Macストレージ最適化

👉 基本は「オフ」


これがオンだと、


👉 内蔵SSDの容量を節約するために、Mac本体からデータが削除され、iCloud上だけに残ることがある

・ローカルにないデータはTime Machineでバックアップできない


という状態になります。


■ デスクトップと書類フォルダ

👉 使う場合は設定を確認


ここに置いたデータは、

iCloudと同期されます。


「Macストレージを最適化」がオンの場合、

・ローカルから実体が消えることがある

・クラウド上だけに残る


この状態では、

バックアップされない可能性があります。


最適化をオフにしていれば、

・ローカルにもデータが残る

・Time Machineでもバックアップされる


👉 設定によって挙動が変わる点に注意が必要です。


■ Time Machineの設定

■ バックアップディスク

・外付けディスク

・NAS


定期的なバックアップを忘れないためには、

常時接続しておくと安心です。


(例:MacBookを使っている場合は、NASを使うと接続を意識しなくて済みます)


■ バックアップ対象

👉 重要


・ローカルに実体がある状態になっているか

・大切なデータがバックアップの除外設定に入っていないか


Time Machineは、

ローカルにあるデータだけをバックアップします。


そのため、

iCloudの最適化などで

ローカルに実体がない場合は、

バックアップされません。


また、設定によっては

特定のフォルダが除外されていることもあります。


👉 「バックアップされる状態になっているか」を確認しておくことが大切です。


■ データの置き場所

データの役割によって、保管場所を分けます。


・作業データ → ローカル

・他のデバイスでも使うデータ → iCloud

・保管データ → 外部ストレージ


Time Machineでバックアップしたいものは、

👉 ローカルに置くのが基本です。


■ 写真・動画データの扱い

ここは悩む人が多いところです。


・最近のデータ → iCloudで同期

・古いデータ → 外部ストレージへ


容量が増えてきたら、

分けて管理するのが現実的です。


■ 最低限チェックしておきたいこと

最後に、確認ポイントです。


・Macストレージ最適化がオンになっていないか(オフが基本)

・必要なデータがMac本体に保存されているか(雲マークになっていないか)

・Time Machineが正常に動いているか

・バックアップが1つだけになっていないか


バックアップが1つだけだと、

Macとバックアップディスクが同時に故障した場合、

回復できなくなる可能性があります。


この4つだけでも、

安全性はかなり変わります。


■ どうすればいいか(まとめ)

ここまでの内容を、シンプルに整理します。


まず、

👉 バックアップしたいデータは、ローカルに置く


次に、

👉 Time Machineでバックアップする


そして、

👉 もう一つ別の場所にもデータを持つ

(大切なデータは、外付けディスクやNAS、DVDなどに保管しておくと安心です)


さらに、

👉 「Macストレージを最適化」はオフにする

(ローカルからデータが消え、バックアップされなくなるのを防ぐため)


この4つだけです。


iCloudは便利ですが、

バックアップではありません。


Time Machineは強力ですが、

ローカルにないものは守れません。


👉 この役割を意識することが、すべてです。


まずは一度、

自分の設定を確認してみてください。

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この記事を書いた人

かどー | キャリアコンサルタント × 技術士 × ライター

【仕事は学び 仕事を遊ぶ 自由に働く】
やりたいことを、やりたいときに、やりたいように。

IT開発や品質管理の経験を経て、
「技術から人へ」とシフトしキャリア支援へ活動を展開。
現在は労災や働き方支援にも取り組み中。
働く人を守り育てる、キャリアと労災の専門家

資格
・2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
・技術士(総合技術監理部門/情報工学部門)

👉 人生100年時代、学びと遊びを活かす「自由な働き方」を探求しています。

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