Time Machine対応の落とし穴|AFP専用NASはもう選ばない

timecapsul Mac router
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はじめに

「Time Machine対応」と書いてあるNASなら大丈夫。

……そう思っていませんか?

実はそれ、落とし穴があります。

僕も、Time Capsuleからの卒業を考えてNASを買い替えたとき、まさにこの罠にはまりました。


落とし穴の正体

Time Capsuleが使えなくなると言われたのは、製品寿命の問題だけではありません。

原因は 接続方式「AFP」 にあります。

  • AFP(Apple Filing Protocol):古いApple独自の方式。すでに非推奨。
  • SMB(Server Message Block):今後のTime Machineが必須とする標準方式。

つまり、「Time Machine対応」と書いてあっても、AFP対応のNASは近い将来、使えなくなる のです。


実際の失敗談

僕は「Time Machine対応」の文字を信じてNASを購入しました。

しかし、セットアップしながら気付いたのは、Time Machine対応は「AFP」前提で、SMBは未対応のようです。

「そんなバカな、気のせいだろう」

と念のためメーカーに問い合わせたら、まさかの「SMBには対応予定なし」という回答…。

TimeCapsuleがサポート切れで使えなくなったときには、私が買った製品も使えなくなるということです。

TimeCapsuleの後継機にできません。


なぜ「SMB必須」なのか

AppleはすでにAFPを切り捨て、macOSのTime Machineは SMB接続のみサポート へ移行しました。

これから選ぶNASは、以下を必ずチェックしてください。

  • ✅ SMBでのTime Machine対応
  • ✅ AFP依存ではないこと(非推奨/廃止)

よくある質問(FAQ)

Q. 「Time Machine対応」と書いてあれば安心?

A. いいえ。AFP前提の古いNASは今後使えなくなります。SMB対応かどうかを確認することが必須です。

Q. どうやって確認するの?

A. メーカー公式ページやFAQを探す。見つからなければ直接問い合わせるのが安全です。


まとめ

  • 「Time Machine対応」だけを信じると失敗する
  • AFP専用は将来使えない
  • SMB対応かどうかが最重要ポイント

👉 次の記事では「じゃあどう選べばいいのか?」を具体的に整理します。
 「MacのTime Machine用NASはこう選ぶ|SMB必須・1ベイ×2台が安心」

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この記事を書いた人

かどー | キャリアコンサルタント × 技術士 × ライター

【仕事は学び 仕事を遊ぶ 自由に働く】
やりたいことを、やりたいときに、やりたいように。

IT開発や品質管理の経験を経て、
「技術から人へ」とシフトしキャリア支援へ活動を展開。
現在は労災や働き方支援にも取り組み中。
働く人を守り育てる、キャリアと労災の専門家

資格
・2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
・技術士(総合技術監理部門/情報工学部門)

👉 人生100年時代、学びと遊びを活かす「自由な働き方」を探求しています。

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