会社員として働いていると、
「サボった方が得じゃないか」
という話を聞くことがあります。
給料が決まっているなら、
なるべく仕事をしない方が得。
一見すると、合理的にも見えます。
サボると生産性が上がる?
この考え方は、
ある意味では正しい部分もあります。
仕事量(インプット)を減らして、
収入(アウトプット)が変わらないなら、
見かけ上の生産性は上がります。
だから、
「サラリーマンはサボるほど生産性が高い」
というブラックジョークも成立します。
でも、それは短期の話
この考え方が成り立つのは、
短期で見たときだけです。
例えば、
単発のアルバイトのように、
時間と報酬が完全に決まっている場合。
この場合は、
効率よく手を抜くことが合理的になることもあります。
でも、
会社の仕事は少し違います。
仕事は「契約」だけではない
会社での仕事は、
単純な「作業契約」ではありません。
・これをやったらいくら
・この時間働いたらいくら
だけではなく、
・この人に任せられるか
・この人は伸びるか
こういう視点で見られています。
つまり、
仕事はその場の報酬だけで完結していません。
なぜ会社は「任せる人」を見ているのか
ここで少しだけ視点を変えます。
会社は、
「どれだけ働いたか」だけを見ているわけではありません。
見ているのは、
これから何ができるか
です。
・新しい仕事を任せられるか
・想定外のことに対応できるか
・他の人の仕事も広げられるか
こういう「可能性」を見ています。
だから、
今の仕事をきっちりやるだけでは、
評価が大きく変わらないことがあります。
一方で、
少しだけ広げてやってみる人は、
「あいつに任せればできそうだ」
という見え方になります。
この差が、
仕事の中身と、成長のスピードを変えていきます。
成長する人は何が違うか
成長する人を見ていると、
共通点があります。
それは、
「これは自分の仕事ではない」とすぐに線を引かないことです。
ただし、
何でもやればいいわけではありません。
ここには、
少しだけ戦略が必要です。
・どの仕事が経験につながるか
・どの仕事が次につながるか
・どこまで踏み込むと効果があるか
こういうことを考えながら、
少しだけ広げていきます。
やみくもに仕事を増やすのではなく、
自分の成長につながる方向に広げる
この意識があるかどうかで、
同じ「少しの行動」でも結果が変わります。
ときには、
一見すると自分のためにならないことをやることもあります。
でも、
そういう経験が、
後から思わぬ形でつながることがあります。
いわゆる「計画的偶発性(Planned Happenstance)」という考え方に近いものです。
だからこそ、
すべてを効率や損得だけで判断しないことも大切です。
結局、
なんでもやってみる。
でも、
自分の方向は忘れない。
やりすぎない。
このくらいのバランスが大事です。
「余計なことはしない」が危険な理由
ここで一つ、よくある考え方があります。
「余計なことはしない方がいい」
失敗しないために、
仕事を増やさないために、
怒られないために、
与えられたことだけをやる。
一見すると、
合理的に見えます。
でも、この考え方には大きな落とし穴があります。
何も変わらないこと
です。
余計なことをしなければ、
・失敗も増えない
・仕事も増えない
でも同時に、
・経験も増えない
・任される仕事も変わらない
つまり、
今のままが続きます。
成長する人は、
このラインを少しだけ越えます。
・少しだけ手を出す
・少しだけ試す
・少しだけ広げる
この「少し」が、
後から大きな差になります。
10%のリードという考え方
ここで出てくるのが、
「10%のリード」です。
無理をする必要はありません。
・少しだけ早くやる
・少しだけ深くやる
・少しだけ広げる
これを積み重ねるだけです。
この小さな差が、
ポジションを変えていきます。
投資としての仕事
ここで視点を変えます。
仕事は、
その場の損得だけで考えるものではありません。
将来への投資
です。
少し大変な仕事をやる
やったことのないことに取り組む
これが、
後で大きく返ってきます。
サボると何が起きるか
逆に、
サボるという選択をするとどうなるか。
・仕事は増えない
・経験も増えない
・評価も変わらない
つまり、
何も変わらないまま時間が過ぎます。
まとめ|どちらを選ぶか
結局のところ、
選択はシンプルです。
サボる
→ 短期的には得に見える
投資する
→ 長期的に差がつく
どちらを選ぶかで、
仕事の流れは変わります。
そして、
その入り口として、
「10%のリード」があります。
無理をする必要はありません。
ほんの少しだけ前に出る。
それだけで、
仕事の内容も、任され方も、
少しずつ変わっていきます。
では、
この「10%のリード」を
実際にどう作るのか。
Excelでの実践方法は、
前回の記事でまとめています👇

まずは一つ、試してみてください。

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