「管理職になりたくない」
そう思う人は、少なくありません。
むしろ最近は、そう考える人の方が多いのではないか、と感じることもあります。
まず前提として、
👉 「なりたくない」という気持ち自体はおかしくありません。
現場を極めるキャリアにも価値がある
・今の仕事が好き
・専門性を高めたい
・人をまとめることに魅力を感じない
こうした理由があるのは自然なことです。
現場を極める、というキャリアも、十分に価値があります。
究極の例で言えば、いわゆる「人間国宝」と呼ばれる方々がいます。
現場の技術や表現を極めた存在です。
そこまで極端な話でなくても、こうした分野では、
むしろ管理職になることよりも、
自分の技を磨き続けることに価値があります。
管理職になった方がいいと言われる理由
一方で、
「管理職になった方がいい」
という考え方もあります。
・収入が上がる
・仕事の幅が広がる
・影響力が大きくなる
だから、チャンスがあれば受けた方がいい。
こうした話を聞いたことがある人も多いと思います。
確かに、これも一つの見方です。
管理職の仕事の本質は「チームで成果を作ること」
ここで、少し視点を変えてみます。
管理職の仕事の本質は、
👉 一人でできないことを、チームで成し遂げること
です。
iPhoneを作ったのは誰か|「作る人」と「実現する人」の違い
例えば、iPhoneを「作った人」は誰かと聞かれると、
スティーブ・ジョブズの名前が出てきます。
もちろん、実際に部品を作ったり、
プログラムを書いたのは別の人たちです。
それでも「作った」と言われるのは、
全体を構想し、チームで実現したからです。
レンガ積みの話に足りない視点|仕事のスケールを変える役割
有名なレンガ積みの話では、
同じ作業でも、
「レンガを積んでいる」
「壁を作っている」
「教会を作っている」
と、見方が変わると言われます。
これは、同じ仕事でも、
見ている範囲や意味づけが違う、という話です。
ここで、もう一つ視点を加えてみます。
そのレンガを、誰に、どこに、どう積ませるかを決めて、
全体として教会を完成させる人がいます。
現場で積む人がいて初めて成り立つ話ですが、
煉瓦職人を増やし、仕事のスケールを広げていくのは、
積ませ方を考える側の役割になります。
管理職の仕事は、
この役割に近いものです。
👉 自分で作るのではなく、チームで実現する側に回る仕事
です。
その判断、本当に理解した上でのものか?
ここで少し立ち止まって考えてみたいのは、
👉 その判断、本当に理解した上でのものか?
ということです。
・管理職の仕事を、どこまで理解しているか
・現場の仕事を続けた先に、何があるのか
このあたりが曖昧なまま、
「なんとなく嫌だからやらない」
と決めてしまっていないでしょうか。
「嫌だからやらない」ではなく「やりたい」で選ぶ
ここで大事なのは、
👉 判断の軸です。
・嫌だからやらない
・面倒そうだから避ける
こういう選び方ではなく、
👉 自分がやりたい方向で選ぶ
・現場の仕事を極めたいのか
・より大きな仕事をしたいのか
この軸で考えた方が、納得感のある選択になります。
チャンスは一度使ってみてもいい
ここで一つ、考え方として持っておきたいのが、
👉 チャンスは一度使ってみてもいい
ということです。
キャリアは、最初から正解を選ぶものではなく、
やってみた経験の中で見えてくることも多いものです。
やって終わりにしない|経験を学びに変える
ただし、
👉 やって終わりにしないこと
うまくいっても、いかなくても、
そこから何を学ぶかで、その経験の価値は変わります。
管理職になるかどうかより大切なこと
管理職になるか、ならないか。
その選択自体に、正解はありません。
ただ一つ大事なのは、
👉 理解した上で選んでいるか
・何となく避けているのか
・自分の意思で選んでいるのか
ここは、大きな違いになります。
選択はあとから変えることもできる
そしてもう一つ、
👉 選択は、あとから変えることもできます。
やってみて違うと思えば、戻ることもできますし、
別の道を選び直すこともできます。
だからこそ、
👉 “逃げ”ではなく、“選択”として決める
その視点を持っておきたいところです。
組織としてどう考えるかについては、
別の記事でも整理しています。
気になる方は、こちらも参考にしてみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
考えるきっかけになれば嬉しいです。


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