はじめに
「実践編:2025年版 家庭用ルータはこれで決まり!」では、使い方から最適なルータを紹介しました。ところが、僕はフリマで買ったので、この記事のものとは少し違う構成です。
家庭用ルータを選ぶとき、「安定性」「安心感」「使い勝手」「価格」のどこに重点を置くかで、どのメーカーのどのモデルを選ぶかが変わります。僕は「価格」に少し重点を置きました。
この記事では、日本で定番の NEC Aterm と Buffalo AirStation を中心に、最新 Wi-Fi 7 モデルまで含めて製品ラインを整理しました。
- 最新モデルは長く使える(サポートが継続する)
- 一世代前でも追加用途ならまだ十分
という観点で紹介します。
1. 製品ラインの全体像
NEC Aterm の特徴
- 国内メーカーで信頼性・安定性が高い
- ファームウェア更新が長く続く
- シンプルで堅実な設計(派手さはないが安定稼働)
Buffalo AirStation の特徴
- 国内シェアが大きく、家電量販店で入手しやすい
- コスパが高く、選択肢が幅広い
- 設定画面が分かりやすく、初心者に向く
2. NEC vs Buffalo 製品比較表
用途・世代 | NEC Aterm | Buffalo AirStation | 推奨用途 |
---|---|---|---|
最新 Wi-Fi7 | Aterm WX7200D8BE | WXR-18000BE10P | 将来性重視、長期間使いたい人向け |
Wi-Fi6E 上位 | Aterm WX11000T12 | WXR-11000XE12 | 在宅ワーク/複数人同時利用 |
Wi-Fi6 普及モデル | Aterm WX3600HP | WSR-6000AX8P | 一般家庭の標準利用 |
Wi-Fi5 世代(サポート継続中) | Aterm WG2600HS2 | WSR-1166DHPL | 追加用途/サブ回線用に最適 |
3. Wi-Fi7 の「先行投資」と注意点
- Wi-Fi7 の強み
- 6GHz 帯が利用可能
- MLO(マルチリンク)で低遅延
- 帯域幅が広く、大容量通信に強い
- 注意点
- 現時点では Wi-Fi7 対応のスマホや PC は少ない
- 性能をフルに活かせる人は限られる
- それでもおすすめできる理由
- サポート期間が長い
- ファームウェア更新が続き、セキュリティ面でも安心 – これは大きいポイントです
- 安く入手できるなら「先行投資」としてアリ
4. 選び方のまとめ
- コスパ重視の家庭→ NEC Aterm WX3600HP/Buffalo WSR-5400AX6P
- 在宅勤務や同時利用の多い家庭→ NEC Aterm WX11000T12/Buffalo WXR-11000XE12
- ゲーミング・低遅延を重視→ 有線ポート強化モデル(NEC/Buffalo共に上位機)
- NAS・大容量データ利用→ 2.5GbE対応モデル(例:Buffalo WSR-6000AX8P)
- 将来性重視→ Wi-Fi7 モデル(NEC WX7200D8BE/Buffalo WXR-18000BE10P)
5. 僕の選択
この記事で NECとBuffaloの製品ラインの全体像 を整理しました。
前の N5 実践編 と合わせて、主に性能面で「どのモデルを買えばいいか」具体的に紹介しました。
しかし、実際には価格等相談して決めると良いと思います。
僕の選択
僕は、WX7200D8BEとWG2600HS2を使っています。WX7200D8BEは、玄関扉の奥に配電盤などと一緒に設置してます。LANの配線の入り口があるから配置はここに決定です。機能的にはWX5400HPなどで十分ですが、たまたまフリマサイトで安く買えたので使っています。設置場所が悪いので、wifiには期待していません。でも最新機種ですから、入り口のセキュリティは安心です。
玄関からリビングにはwifiが届きにくいので、リビングにWG2600HS2を設置し有線で繋いでいます。これもフリマサイトです。wifi5までしか使えませんが2000円で買えました。僕が持っているwifi6の端末は、iphoneだけなのでwifi5で良いことにしたのです。何しろ、2000円ですから贅沢は言いません。ちなみに、MacBookも持っていますが有線接続しています。
メルカリでルータを探すならこちらのリンクから検索できます。
譲り受けたルータを使う時に大切なことは、「工場出荷状態にリセットしてから使う」ことです。これだけで安心して使えます。
シリーズ一覧
- N1 基本編:家庭用ネットワークに最低限必要なもの
- N2 性能編:どこまで必要か、どこで割り切るか
- N3 集合住宅ネットワーク編:回線事情と工夫
- N4 構築編:家庭ネットワークの具体構成
- N5 実践編:2025年版 家庭用ルータはこれで決まり!
- N6 製品ラインと製品ラインと価格も考えた選び方 (この記事)
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