各NASメーカーのTime Machine対応状況まとめ
目次
はじめに
Time Capsuleの終了によって、「どのNASならTime Machineで安心して使えるのか?」という壁にぶつかりました。
製品ページを見るだけでは、SMB対応なのか?AFP依存なのか? が分からないケースも多いのです。
そこで、主要メーカーの公式情報をまとめました。
実際に私が調べたり、メーカーに問い合わせた結果も補足しています。
Synology(シノロジー)
- 公式KB:「How to back up files from your Mac to Synology NAS with Time Machine」👉 公式リンクはこちら
ポイント
- SMBでのTime Machineバックアップ手順を案内
- AFPは非推奨として扱われており、現行macOS + DSMではSMBが推奨
I-O DATA(アイ・オー・データ)
- 公式FAQ:「macOS Time Machine機能を使用して、LAN DISKにバックアップできますか?」👉 公式リンクはこちら
ポイント
- SMBでのTime Machineバックアップに対応
- AFPは非対応と明記
- シンプルな説明で、初心者にもわかりやすい
Buffalo(バッファロー)
- 製品ページ例:LinkStation LS710D
- メーカー問い合わせ回答(僕が確認)現行のLinkStation製品では LS710/LS720 シリーズが SMBでのTime Machineバックアップ対応となります。
ポイント
- 公式サイトでは「Time Machine対応」としか書かれていない
- 方式(SMB/AFP)はページ上で断定できない
- 問い合わせ結果:LS710D/LS720DシリーズならSMB対応 → 安心して使える
- 古い世代のLinkStationはAFP前提なので注意
まとめ
- Synology → 公式KBでSMB対応を明確化。AFPは非推奨。
- I-O DATA → 公式FAQにて「SMB対応・AFP非対応」と明記。
- Buffalo → 公式ページには方式の記載なし。メーカー問い合わせで「LS710/LS720のみSMB対応」と判明。
👉 結論:Time Machineで安心して使えるのは、SMB対応が明確なNAS。
製品ページの「対応」という言葉だけで判断せず、必ず方式まで確認しましょう。
迷ったらメーカーに問い合わせるのが一番確実です。
シリーズ記事 Noteにまとめました
- N1 基本編:家庭用ネットワークに最低限必要なもの (この記事)
- N2 性能編:どこまで必要か、どこで割り切るか
- N3 集合住宅ネットワーク編:回線事情と工夫
- N4 構築編:家庭ネットワークの具体構成
- N5 実践編:2025年版 家庭用ルータはこれで決まり!
- N6 製品ラインと価格も考えた選び方
Time Capsule脱出作戦シリーズの他の記事はこちらから
👉 Note – Time Capsule脱出作戦





コメント