迷っているなら I-O DATA「HDL1-LE」で決めていい理由
Time Capsule がそろそろ限界。
AFP(Apple Filing Protocol)で運用している人も、そろそろ移行を考える時期です。
さらに macOS 26(Tahoe)では、Time Machine が失敗してバックアップが止まることもあります。
そんな状況の方へ向けて、この記事を書きました。
以前の
【保存版】Time Machine対応NASはこの3モデルから選べばOK
では、
- いじって楽しみたい → Synology DS124
- すぐ使いたい → Buffalo LS710D
- 迷わず安心 → I-O DATA HDL1-LE
と紹介しました。
そして今回、
まだ迷っている方へ、改めて “HDL1-LE をおすすめ” します。
Time Machine を確実に動かしたいなら、このモデルで大丈夫です。
僕も4TBモデルを購入し、運用しています。
ここでは、その理由と、容量選び、設定手順までまとめておきます。
I-O DATA「HDL1-LE」をすすめる理由
◆ 理由①:Time Machineが問題なく動く。実際に使って分かった安心感
僕の環境では、名称を英数字に統一してからはTime Machine がとても素直に動いてくれています。
HDL1-LE は機能がシンプルで、NAS側の設定が少なく、Time Machine 専用で使うなら “ちょうど良い作り” です。
複雑なアプリや常駐サービスがないので、余計な負荷もかからず、結果として安定します。
- とにかくバックアップを確実に取りたい
- Time Capsule から早く移行したい
そんな方には、この“扱いやすさ”が本当に助かると思います。
◆ 理由②:設定で迷わない
HDL1-LE は、Synology のように自分でドライブを選んだりする自由度はありません。
逆に言うと、“悩む項目が少ない” ことが大きなメリットです。
- とにかく Time Machine を早く再開したい
- NAS の設定で迷いたくない
こういう方に最適です。
必要な項目だけ設定すれば、すぐバックアップが始まります。
Time Machine の設定で余計なトラブルを抱えたくない人には、この“シンプル設計”が強い味方です。
◆ 理由③:価格がちょうどよく、選びやすい
他社より安い場合もあれば、時期や販売店次第で他のシリーズがお得に見える場合もあります。
ただ、
- 特別高すぎる
- 割高に感じる
ということはなく、Time Machine 用としてちょうどよい価格帯です。
「とにかく早く移行したい」という方にとって、安心して選べるラインだと思います。
容量はどう選ぶ? → 「Mac の SSD の2倍」が目安
Time Machine は差分バックアップ方式なので、
Mac の SSD 容量の2倍が基本の目安です。
- Mac:512GB → 1TB または 2TB
- Mac:1TB → 2TB または 4TB
僕は今後のことを考えて 4TB を選びました。
容量に余裕があるほど安定します。
HDL1-LE のラインナップ
HDL1-LE01 1TB
HDL1-LE02 2TB
HDL1-LE04 4TB
HDL1-LE06 6TB
HDL1-LE08 8TB
✔ 迷ったら 2TB
✔ 長く使うなら 4TB
✔ 写真・動画が多いなら 6TB / 8TB
容量だけは後から増やせないので慎重に。
設定の流れ(3ステップ)
設定は、この3ステップで終わります。
- 準備(アカウント/名前/IPアドレス)
- NAS本体の設定
- Time Machine の設定
Step1:準備しておくもの
① アカウントを2つ作る
- 管理者アカウントユーザー名は admin 固定。パスワードだけ設定します。
- Time Machine 用アカウントTime Machine が NAS にアクセスするときに使用します。事前に作成しておきます。
② 名前は “すべて英数字のみ” にする
Tahoe の不具合対策として重要です。
- Mac 本体のコンピュータ名
- NAS 本体名
- Time Machine 用フォルダ名(disk1 をそのまま使うでもOK)
③ IPアドレスは固定が安心
例:192.168.1.20
ルーターの「DHCP予約」を使うと簡単です。
(※IPが決まっている方が、管理が楽です)
Step2:NAS 本体の設定(HDL1-LE)
- HDL1-LE を LAN ケーブルでネットワークに接続
- ブラウザで以下にアクセス http://(LANDISKのIP) 例 http://192.168.10.111
- 管理者パスワードを設定
- 本体名を英数字で設定
- 「ユーザー&グループ」で Time Machine 用ユーザーを作成
- 共有フォルダ(disk1)を確認 ※名前変更しなくても、そのまま利用できます。
Step3:macOS側で Time Machine を設定
- Mac のコンピュータ名を英数字に変更
- Time Machine を開く
- 「ディスクを選択」
- HDL1-LE の共有フォルダ(disk1)を選択
- 作成したユーザーでログイン
- バックアップ開始
これで Time Machine が再開します。
まとめ:実用性で選ぶなら、HDL1-LEで決まりです
悩まない。
迷わない。
設定でやることも少ない。
そして、Time Machine が素直に動く。
Time Capsule からの移行にちょうど良い NAS です。また、AFPで運用していたサードパーティNASの置き換えとしても、そのまま使えます。
「高度な機能を使いたい」「いじって遊びたい」人には向きませんが、“バックアップが確実に動いてほしい” という人には最適な選択です。
僕自身、このモデルでようやく落ち着きました。同じように迷っている方の参考になればうれしいです。




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